[オンライン学習] Psiconeurociencia-Contranalisis

Psiconeurociencia、
1秒未満の低遅延による
オンライン講座配信を実現

45秒の配信遅延を1秒未満に短縮し、
安定したライブ配信を実現

目次

はじめに

オンライン講座において、リアルタイム配信はもはや付加的な機能ではなく、効果的なライブ教育を実現するための重要な基盤となっています。

ライブセッションで45秒もの遅延が発生すれば、単に不便というだけではありません。 質問にすぐ回答できず、受講者の集中力や参加意欲が低下し、オンライン学習において重要な、講師と受講者との一体感やリアルタイムなコミュニケーションが損なわれてしまいます。

これは、メキシコを拠点とし、ビスメンタルウェルビーイングと自己成長を専門とするオンライン教育サービス「Psiconeurociencia-Contranalisis」が実際に直面していた課題でした。

同サービスでは2019年から、少人数制の有料オンラインセッションを提供しています。 そのサービスにおいて重要なのは、単にコンテンツを配信することではなく、講師と受講者がリアルタイムにコミュニケーションできる環境を提供することでした。

  • 約45秒の配信遅延により、リアルタイムでのやり取りが困難 
  • 再生開始まで約30秒かかり、受講者のストレスにつながっていた 
  • 配信が不安定で、有料講座の途中で配信が中断するリスクがあった 
  • ライブ映像とチャットを世界中へ安定して提供できる環境がなかった
  • StreamsharkからAnt Media Serverへ移行 
  • 有料オンライン講座向けのプライベートなバーチャルルームを構築 
  • WebRTCを活用し、リアルタイム映像配信、チャット、インタラクティブ機能を実現 
  • 世界規模のビデオ会議にも対応できる環境へ拡張

配信遅延を約45秒から1秒未満へ短縮

再生開始時間を約30秒から1~2秒へ短縮

安定したストリーミングを実現

システム統合を完了

許容できなかった「45秒」の遅延

Ant Media Serverを導入する以前、ストリーミングには約45秒の遅延があり、映像の再生が開始されるまでにも最大30秒を要していました。

録画済みの講義を視聴するだけであれば、こうした遅延も大きな問題にはならないかもしれません。 しかし、受講者が質問したり、自身の経験を共有したり、講師からリアルタイムに回答を受けたりするライブ形式のセッションでは、実用的とはいえない状況でした。

さらに、配信の安定性にも問題がありました。有料セッションの途中で配信が中断する可能性がある状況では、安心してサービスを提供することができません。

少人数制の有料バーチャルルームというビジネスモデルを支えるためには、信頼性の高いストリーミング基盤が不可欠でした。 しかし、従来使用していたStreamsharkでは、その要件を十分に満たすことができませんでした。

Ant Media Serverを選んだ理由

約45秒の配信遅延、再生開始まで約30秒を要すること、さらに配信の安定性にも課題があり、有料オンライン講座に求められるリアルタイムで双方向のセッションを安定して提供することが困難でした。

複数の選択肢を検討した結果、WebRTC (参照:超低遅延ストリーミング(ultra-low latency streaming))による超低遅延ストリーミング、プライベートなバーチャルルームへの対応、さらに無償で提供されるAPIやSDKを活用して機能を追加できる柔軟性が評価され、Ant Media Serverが選ばれました。

単に映像を配信するだけでなく、受講者限定の有料オンライン講座において、ライブ映像、リアルタイムのテキストチャット、さまざまなインタラクティブ機能を組み合わせて利用できることも、選定の重要なポイントとなりました。

システムの統合に要した期間は、わずか1~2日でした。専任のエンジニアリングチームを必要とせず、Webシステム担当者1名で短期間に導入できました。

「以前は配信の遅延が問題となり、セッション中のコミュニケーションが難しい状況でした。しかしAnt Media Serverのおかげで、現在では映像とテキストの両方でリアルタイムにやり取りできるようになりました。また、豊富な機能を活用して、さまざまな機能を追加することもできます。」

Eduardo Hernandez氏(メンタルウェルビーイングおよび自己成長分野のオンライン講師)

Ant Media Server 導入による効果

配信遅延が45秒から1秒未満に短縮されたことで、これまでのような回答の遅れる一方向的な配信から、講師と受講者がリアルタイムに会話できるセッションへと大きく変わりました。

受講者はその場で質問し、講師からすぐに回答を得ることができます。 また講師側も、受講者の反応を確認しながら進行ペースを調整できるようになり、メンタルウェルビーイング教育に求められる、受講者一人ひとりに応じた柔軟な指導が可能になりました。

さらに技術面だけでなく、ライブオンライン講座を拡張していくうえで、よりコスト効率の高い方法を提供し、事業の成長に伴うストリーミングインフラのコスト削減にもつながることが期待されています。

映像と同時に利用できるリアルタイムのテキストチャットも、受講者の参加方法を広げました。 音声での発言よりもテキスト入力を好む受講者も、セッションに積極的に参加できます。

また、Ant Media Serverが備える幅広い機能を活用することで、別のツールへ移行することなく、サービスの成長に合わせて機能を拡張できるようになりました。

そして大きな成果のひとつが、世界規模のビデオ会議を実現したことです。

当初は地域の受講者を対象としたプライベートルームからスタートしたサービスでしたが、現在では世界中の受講者へサービスを提供できるまでに拡大しています。再生開始まで30秒、さらに配信に45秒の遅延が発生していた従来の環境では、実現が難しかったことです。

サポートによって築かれた長期的な関係

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